日本SF新人賞
【主催】日本SF作家クラブ
【後援】株式会社 徳間書店
【設立主旨・および応募事項】
日本SF新人賞は、2009年7月締め切り分をもって、第一期の募集を終了致しました。第二期の開始時期は未定ですが、現在、準備中とのことです。
(※現在、日本SF作家クラブの公式サイトに情報がないため、一時的に、森下一仁氏のTwitter記事にリンクをはっています。公式サイトに告知が出ましたら、リンクをはり直します)
【選考委員】
●二次選考から後は、日本SF作家クラブに所属する会員によって行われている。
【特徴】
●2作受賞の回がある。
●佳作が出ることがある。
●季刊発行の「SF-Japan」(徳間書店)に、選考過程および結果が掲載される。同誌には、受賞作が全掲載された回、抄録の回がある。現在は、受賞後第1作の短編作品が掲載されるようになっている。また同誌は、過去の受賞者が新作短編を発表する場としても機能している。
●受賞作の一部は電子化されている。
【受賞作リスト】
●第1回(1999年)
『M.G.H.』
(出版時タイトル:『M.G.H. 楽園の鏡像』) 三雲岳斗
佳作 『イミューン』
(出版時タイトル:『イミューン ぼくたちの敵』) 青木和
〃 『KI.DO.U』 杉本蓮
●第2回(2000年) ※2作受賞
『ペロー・ザ・キャット全仕事』 吉川良太郎
『ドッグファイト』 谷口裕貴
●第3回(2001年)
『さらば牛肉』
(出版時タイトル:『マーブル騒動記』) 井上剛
佳作 『○○式歩兵型戦闘車両』
(出版時タイトル:『歩兵型戦闘車両OO(ダブルオー)』) 坂本康宏
●第4回(2002年)
『ルナ(RNA)』
(出版時タイトル:『ルナ Orphan's Trouble』) 三島浩司
●第5回(2003年)
『夢見る猫は、宇宙に眠る』 八杉将司
佳作 『ルドルフ・カイヨワの事情』
(出版時タイトル:『ルドルフ・カイヨワの憂鬱』) 北國浩二
〃 『終末の海・韜晦の箱船』
(出版時タイトル:『終末の海 Mysterious Ark』) 片理誠
●第6回(2004年)
『ゴーディーサンディー』 照下土竜
●第7回(2005年)
『マーダー・アイアン──万聖節前夜祭──』
(出版時タイトル:『マーダー・アイアン 絶対鋼鉄』) タタツシンイチ
●第8回(2006年)
『ジャン=ジャックの自意識の場合』 樺山三英
佳作 『戦域軍ケージュン部隊』 木立嶺
●第9回(2007年) ※2作受賞
『黒十字サナトリウム』 中里友香
『宇宙細胞』 黒葉雅人
●第10回(2008年) ※2作受賞
『プシスファイラ』 天野邊
『競馬の終わり』 杉山俊彦
●第11回(2009年) ※2作受賞
『森の言葉/森への飛翔 』 伊野隆之
『シンギュラリティ・コンクェスト』 山口優
- 最終更新:2010-03-13 18:21:47